依存状態とは、どういう状態にあるのか、カウンセリングの参考にしていただけたらと思います。
【恋愛依存】
◯恋愛が生活の中心になってしまう
◯うまくいかない恋愛相手をいつも選んでしまう
◯恋愛相手にすがるような付き合い方をする
◯いつも同じパターンの恋愛をし、自己嫌悪になる
◯恋愛は苦しいものだと思う
◯ダメンズ(DV)と分かっていても別れられない
◯セックスをしているときだけ愛情を感じる
◯恋人が最優先(彼氏のために予定を変える)
◯恋愛が3ヶ月続くことがないが、恋人がいない時期がない
◯自傷行為をする(自分を傷つけないと、生きていけない)
◯寂しさを紛らわすために好きでもない人と関係をもったり、付き合ったりする
◯恋人の心が離れないためにどんなことでもする
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【食べ物依存】
◯食べることに罪悪感を感じる
◯過食嘔吐がストレスのはけ口になっている
◯寂しさや辛さを食べ物に慰めてもらう
◯一日中食べ物のことしか考えられない
◯過食すると吐かずにはいられない(嘔吐、チューイング)
【買い物依存】
◯値札がついたまま何年も着ない服がたくさんある
◯何を購入したか、把握できないくらい買い物をする
◯現実逃避から何時間もネット通販をして時間を潰す
◯欲しくないものを買ってしまう
◯お金がないのに買い物をやめられない
◯買い物依存がエスカレートして止まらない
◯買い物をやめようとすると、落ち着かない
◯買うものより、買い物する行為が快楽と感じる
◯借金をしてでも買い物をする
◉上記に5つ以上当てはまることがあれば依存症、もしくは依存体質の傾向があります。少しでも気になりましたら、いつでもご相談ください。
早期ご相談が解決には大切です。
依存とは「何か」に異常なほど、執着している状態の事を言います。
依存症は、依存する対象(食べ物、恋人、買い物…)無しでは立っていられず
「やめようと思っても、やめられない」状態となり
それが習慣化し、生活や人生そのものを支配するようになります。
依存対象が一時的な精神的快感や高揚感をもたらすため、この「快感」を得るために夢中になり、依存行動を繰り返すようになります。しかし、それを繰り返していると脳内に快感の耐性ができていき、より強い刺激を欲するようになります。こうして依存をエスカレートさせていくのです。
・自分の行動を、自分ひとりで最後まで責任とることができない
・少しでも辛いこと、自分に都合が悪いことがあると耐えることができない
・心の苦痛や悲しみ、自分の問題から逃避する為依存対象に強迫的に夢中になる
依存症になるほどのめり込んでしまうのは「心の状態」に原因があります。
◎何をしても満足しない、満たされない思いがある。
◎いつも孤独を感じる
◎自己重要感や自己肯定感が低い
◎強い劣等感を感じている
◎親との関係がうまくいかない
◎心の奥に空虚感がある
こうした状態にあると、その辛さから逃れるために、自分が夢中になった対象(食べ物、恋人、買い物、アルコール…)にのめり込んでいきます。それが無いといられない状態が依存症です。
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<あたなの依存傾向は?>
人は誰でも大なり小なり何かに依存して生きています。依存することが悪いのではなく、自分を見失うほど特定の何かに囚われてしまう状態が問題に発展しやすくなります。
依存心や依存対象からの自律とは、依存をやめることや依存を卒業することではなく
自分自身の行動や感情に責任をもち、自分の力で物事を解決しようとすることです。
そして自らの足で立ち、歩くことです。
依存心が強い自分を責めるのではなく「やめたくてもやめられない」心の状態に注目していくことが、依存心から抜け出す近道となります。
依存行動からは必ず抜け出せます。「今の自分」にできることから、現状を少しづつ改善していきましょう。
依存状態にある自分を「ダメな自分」「意志が弱い自分」と責めてしまうことはありませんか?
「依存心」という感情と向き合ったとき、
大抵の方は、自分の意思ではどうにもならない無力感のような気持ちを感じます。
そして真面目な方ほど、その自分を責めて、自分自身を追い込んでいってしまいます。
でも心の仕組みという観点から考えると、依存状態は、自分の意思だけでは解決できない問題です。
"自分の意思だけでは、どうにもならないことをどうにかしようとする" ・・・
それが余計に自分を苦しめる結果になってしまうのかもしれません。
依存による問題が表面化する根本的な原因は、アダルトチルドレン(機能不全家族)にあります。
心根に、何らかの未解決(未消化)な感情や思いを抱え込んでいて
依存状態というのは、その抱え込んだ感情を満たす、癒す、埋めるなどの、代替え行為に過ぎないのです。
ですから、依存状態(共依存)から脱却するには、依存状態に向かってしまう心と向き合うことが有効とされます。
意思だけで解決できる問題もあるでしょうが、依存からの脱却や克服には、意思だけでは解決には繋がらないということです。
ですので当カウンセリングは、クライエント様の抱える苦しい感情の緩和や問題解決への糸口を一緒に見つけていきたいと考えています。
そのための効果的な手法として傾聴をベースに、血の通った対話を丁寧に重ねながら、
心の中の思いや感情を見つめ直していただきます。
どんなお話も「できる限り理解したい」「できる限り抱える苦しみを分かち合いたい」
このような心構えで、お一人おひとり丁寧なカウンセリングを意識して日々取り組んでおります。
悩んだらすぐにご相談ください。