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「親の愚痴はもう聞きたくない」聞き役から降りる方法


■愚痴聞き役をやめたくてやめられない理由


 

毎年年末が近づいていくと

実家に帰るのがメンドクサイ問題が、

カウンセリングの話題の中心になることが多く

 

つい、わかる分かると思いながら

聞いてしまう自分がいます(笑)

 

よく聞くお話は

 

「実家に帰るたびに、母親から、日頃の不満や愚痴をえいえんと聞かされるのに疲れた・・・」

 

「父の愚痴ばかりで、父に対して余計な不信感ができてしまってしんどい・・・」

 

親のネガティブな話や愚痴を毎回聞かされるのは疲れたから降りたい…というご相談です。

 

でも同時にこんな葛藤もあります。

 

本当は、もう愚痴や不安を聞きたくないのに

 

「私がやめたら

聞いてあげる人がいなくなる」

 

「聞いてあげないと可哀想…」

 

「親も歳だし、親孝行しなきゃ…」

 

「長女(男)だから聞いてあげなきゃ…」

 

ついつい心の中で、

自分を納得させてしまうそうなんです。

 

そしてお母さんの顔を見ると、

嫌と言えないし、

聞いてしまう自分がいると・・・

 

家に帰ると、「また聞いちゃった…」と、

自分を責めてしまう方もいらっしゃいました。

 

 

そう訴える方のほとんどが、子供の頃から大人たちの聞き役に回っている人ばかりで

 

雰囲気としては、ほんわかした人や、

長女や姉御肌の人によく見受けられる話です。

 

このような人は、心根も優しかったり

繊細な心の持ち主が多く

 

「聞かない」という選択は

 

罪悪感を感じてしまうため、

ハードルの高い決断でもあります。

 

そのため、親の愚痴聞きから降りるには、

単にやめれば解決!と言った単純な話でもなく

 

やめれない原因になっている罪悪感をいかに手放していけるかがカギになりますので

 

罪悪感を減らしていくことで、

"聞かない日" を増やすことができます。

 

 

実際に心理カウンセリングで、罪悪感を手放していく場合、色々な話し合いを重ねていくのですが

 

今回は特別に

「親の心理が分かるとちょっと楽になる」

 

そう言って頂けることが多いお話をさせていただきますね。

 

この記事に辿りついてくれた人の気持ちが、少しでも楽になればと思います(^ ^)

 

 

親からのネガティブな話をえいえんと聞かされている時というのは、

ただ聞いているだけではなく

 

「◯◯したらいいんじゃないの?」などの、色々な助言をしてあげたくなりませんか?

 

でも一生懸命聞いてあげて、考えてからの助言なのに、返ってくる言葉や反応は

 

「だって…」

 

「でも…」

 

「……………(スルー)」

 

などの否定的な返しばかり・・・

 

人の助言は聞こうともしないし、また次の話にどんどん進んでいくことはありませんか?

 

毎回これでは、誰だって疲れるし、イライラしてしまうのも無理はないと思うんですね。

 

クライエントさんの中には「心が狭いんですかね、私…」と仰る方がいらっしゃいましたが

 

本当に心の狭い人なら、

そんなふうに悩まないと思うんですよね(^ ^;)

 

というよりも

 

そうして心を痛めてしまっているとしたら

 

知らず知らずに "心理ゲーム" の対戦相手になってしまっているかもしれません。

 

この親との不毛なやり取りは、

心理ゲームと言って

 

本人は無自覚ですが、寂しい人が仕掛けるコミュニケーションの一種で

 

目的は問題解決ではなく、相手を困らせること、感情的にさせることなんです。

 

なぜならあなたの感情を揺さぶることで、親は構ってもらえるからなんですね〜(^ ^;)

 

そしてあなが愚痴ばかりの親に対して、

イライラして怒ったり、説教してしまうと

 

お母さん(親)は、

被害者の立場にもなれるため

 

するとさらに「可哀想な私」

「不幸な私」を演じることができます。

 

となればあなたはまた、

無実の罪悪感を感じ

 

「やっぱり私がお母さんの相手をしなければ親不孝になる…」

 

という心理に巻き込まれていくわけです。

 

でもきっとお母さんは

「娘と楽しく会話できた〜」くらいにしか思ってないでしょうから・・・

 

よほどのことがなければ、

自発的に辞めることは無いでしょうし

 

嫌な顔や雰囲気を出すのを頑張っても、

気づくことはないでしょうし

 

直接「やめて」と伝えても、

通じないことの方が多いかもしれません(ー ー;)

 

 

ゲームの対戦相手にならずに済むにはどうしたらいいのか?

 

まずはゲームに気づくことです。

 

「あ、また始まったな」そう思ったら

 

「ごめん今、その話はちょっと聞きたくない」と伝えてもいいですし

 

できればその場を離れてください。

 

それでも何か言われるようなら

 

「◯◯な気持ちになる」と、お母さんの話を聞くことでどんな気持ちになるのかということを長期的に伝え続けて

 

しばらく様子を見てみてください。

 

ここでもし、罪悪感を感じる人は

 

誰が一番可哀想なのか?

 

思い出してください。

 

話を聞いてもらえないお母さんよりも、我慢して、しんどいながらも聞かされてる "自分" の方が可哀想かもしれません。。

 

自分の心が壊れてしまう前に、自分の心は自分がしっかり守ってあげてくださいね。

 

罪悪感を手放していきたい方は、

いつでもご相談ください(^ ^)

 

 

 

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●記事執筆者:心理カウンセラー畠山ユキ子

2011年から心理カウンセラーとして、

4700件以上(2022年現在)のカウンセリングを実施。

専門は愛着障害、毒親、機能不全家族から生じる生きづらさ、心の傷や依存問題、トラウマ感情、共依存症(恋愛依存・回避依存)、母娘共依存、親子関係、職場関係、恋愛関係等の対人関係のご相談を現在も受けています。

過去には「恋愛依存症専門カウンセラー」としてマスメディア出演等の活動経験も有り。

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