今月は恋人と別れをきっかけに、カウンセリングに来られる方が集中しています。
中には恋愛依存症特有の見捨てられ不安の影響で、心だけではなく生活面のバランスを崩される方もいらっしゃいますから、かなりお辛い状態だと思います。
日常を取り戻していくためにも、しっかりカウンセリングで心を整えていって欲しいですね。。
◆苦しさから解放されるには
恋愛依存症の克服のために、インナーチャイルドと向き合うクライエントの方には
「感情を味わい、自然に上がるまで、感じきってください。」とお伝えしています。
私も経験がありますが、初めて感情を感じきる方法を覚えた時は、無理かもしれないと、何度も挫けそうになりましたが
感じきるという作業が終わると
「あれ?大丈夫になってきたかも?」
終わるとケロッとして、自然と気分が落ち着いていきます。
感情は不思議と、避けると追ってきますが、直面して感じることで浄化していきます。
あるクライアントさんから
このようなメールを頂きましたので
同じ状況の方は参考にしてみてください。
(掲載許可を頂いています。)
ゆきさん、こんにちは。
あれから依存感情を感じきれたのか?あんなに辛かった感情が、やっと落ち着いてきました。私は彼に依存してて気づかなかった依存感情から、ずっと逃げていたんだと気づきました。
感じるのが怖かったのもあるけど、こういう感情は悪いものだと勘違していたと思います。
今回の経験で、克服のコツがなんとなく分かってきた気がします。
感情を感じきるようにお伝えしているのは
その感情がOKだと言うことではなく、
依存する感情を否定しないでほしいからです。
彼氏や恋愛に依存するということは
<自分の問題>に目を向けなくて済むという、何かしらのメリットを感じています。
依存感情もそのひとつです。
だから彼が離れると
気が狂いそうな苦しい感情が
どんどん表に出てきます。
それは目の前の彼だけが感じさせている感情のように思えるかもしれませんが
幼少期に感じていた感情がほぼ占めています。
幼少期にご両親か養育者に感じていた感情ということです。
依存してた頃の私がそうでしたが、
離れた彼が戻ってきた途端
ケロッとしていましたが
また彼が離れると
同じような不安に襲われていましたから
彼が戻ってきても、根本的には何も解決されていないってことなんですよね(^-^;)
依存相手は心の痛みを抑える
鎮痛剤のような存在でした(笑)
辛い感情を感じているあいだは、
それが永遠に続くように思うかもしれませんが
感情が出てくるのも
克服するための過程の一つなんです。
辛くさせるために感じているのでなく
楽になるために
感情を解放しようとしているのです。
ただ感じているだけでは辛いだけですから
そのためにインナーチャイルドを癒す作業や
カウンセリングで、見捨てられ不安や辛い感情を和らげていきます。
これらを取り入れると克服が加速します(^-^)
いま、依存感情の毒だし中の人は
無理に上がろうとせずに
ただ感じるままに感じみてください。
実は感じまいとする抵抗が
苦しさの正体なんですね(^-^)
どんな感情も自分の大切な一部ですから
受け止めていってあげてくださいね。
苦しさを長引かせない方は、
今が解消するチャンスかもしれません。
必要な方はお手伝いさせてください(^-^)