恋愛をすると常に自分が振られることを連想してしまう人へ
「あなたは、
心から恋愛を楽しめていますか?」
* * *
【記事執筆者:心理カウンセラー畠山ユキ子】
一般社団法人全国心理技能振興会
認定心理カウンセラー:2011年から4700件以上(2022年現在)のカウンセリングを実施。愛着問題、毒親、機能不全家族から生じる生きづらさ、依存問題(恋愛依存、回避依存、共依存)や心の傷やトラウマ、親子問題や恋愛関係などの人間関係のご相談を現在も受けています。過去にはマスメディア出演等の活動経験も有り。>>相談できる心理カウンセラーの自己紹介はこちら
「依存的な恋愛や人付き合いになる自分」から
卒業した人へ」幸せないき方〜
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■自己否定感は疑心暗鬼な心を作り出す
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この不安を持つ人というのは、相手が誰であってもお付き合いをすると始まってしまうという方がほとんどで
冷静に考えてみたら、仲良くやってるし、大事にされているのも伝わるから
そんなことを考えるだけ時間の無駄だと分かっていても
漠然とした不安が常にある状態だから
ちょっとしたことで、「今度こそは振られるかもしれない…」と、疑心暗鬼になってしまうそうなんですね。
こうした不安感を抱えながらの恋愛は
つい言い過ぎてしまうことや不必要な衝突も増えてしまうでしょうし
気にし過ぎて眠れない夜もあれば
日常生活や仕事への支障にも繋がるでしょうから、知らないうちに精神的な負担も大きくなっていくと思います。
ではなぜ、振られる理由が見当たらないのに、「いつか振られるかもしれない」不安が出てきてしまうのか?
心理的な原因から、考えられる事を簡潔に説明すると
●自己否定感や自己肯定感の低さ(自信のなさに繋がる)
心の根底(無意識の部分)に、これらの問題を抱えている可能性があります。
◾️関連記事:愛着障害の恋愛・特徴【チェック無料診断】
どれも自分の中にある否定的な思いが影響しているわけですが、
自分自身に対して否定的な捉え方、感情があるから
相手もそう思っているんじゃないかとか、相手も否定的に自分を見ているなんじゃないか?って、思っちゃうんですよね。
だからこそ反射的に
「振られる理由がない」という事実よりも
自分の中にある ”こうに違いない” という
「否定的な思い」の方に結びつけて捉えてしまうわけです。
「こうに違いない」という思いは強いですから
どちらかと言えば「確信」に近い感覚があるでしょうし
恋人から、「絶対に自分から振ることはないよ」と言われても「確信」とは遠い感覚があるから信じきれないのかもしれません。
それでも好きな人を信じたいと、「信じる信じる」と自分を言い聞かせても、また時間が経つと「やっぱり振られるかも…」と・・・
こんなループに
ハマってはいないでしょうか(^ ^;)
できれば「振られるかもしれない」確信よりも「大丈夫という安心感(確信)」が心の中にあった方が
もっと恋愛を楽しめるかもしれませんし
相手の言葉も受け入れやすくなるでしょうから、起こらないかもしれない不安に怯える必要もなくなるかもしれませんよね。
この大丈夫という安心感とは
「自分は愛される存在だから大丈夫」とか
「欠点や完璧ではない自分でもOKだという健康な肯定感」とか
「信頼関係で繋がっている安心感」とかですね、色々あります。
こうした安心感が心の根底にしっかりと根付いた状態にあると、「不安」という感情も適切な時にだけ働くようになっていきます。
不安感というのも、人間には必要な感情ですが、感じなくていい時にまで感じてしまうから辛いですよね。
ですので、振られるかもしれない不安から克服するには、自分の中の否定的な思いを見つめ直していくことがカギとなると思います。
こうした悩みって、よくある恋愛と片付けられがちですが
決してそんなことばかりではなく、気をつけて変われる程度ならいいのですが
なかなか変えられない悩みこそ、しっかり自分の心に耳を傾けてあげた方が後々「よかった」という結果になるものです。
恋愛って一人ではなく、二人ですることですから、お互いのためにもなるので
安心感を持って恋愛を楽しみたい人は、ぜひ一度立ち止まって、自分と向き合って頂けたらと思います。
なかなか悩みが解決されない人や、もう一人で考えることに限界を感じている人は
一人で抱え込む前にご相談くださいね(^ ^)
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