
依存の克服を進められている方は、克服した先にどんな人生を築いていきたいと考えていますか?ゴールが曖昧だと「なんのための克服なのか?」と目的を見失いやすいと思いますので
依存的な人の反対・・「健全な人」
どういう状態が健全なのか?
ご自分に当てはめながら読んでみて下さい☆
◆どういう状態が健全なのか?
「依存関係ではなく、健全な関係をつくりたい」というお声を聞くことがありますが
私自身も依存の克服を目指していたころは「何が健全なんだろう?」とまだ掴めずにいました。
健全な関係を目指すなら
まずは自分自身が「健全な人」になることを意識してください。
前回の記事で<完璧な人間は存在しない>とお伝えしましたが
健全の定義が難しいですから
依存の克服にも<完璧な克服>というのはありません。
そして私カウンセラー自身も完全な人格者、存在ではないのですね。
「心が完全に健全な人」はいませんが
目指すことで健全な状態に近づくことや、健全な状態に自分自身を保つことはできると思いますので
健全な人というイメージがまだ掴めずにいる段階の方は、ぜひ克服の目安にしてみてください★
健全な人とは・・
☑ 与えるものと、与えられるもののバランスがとれている(クレクレちゃんになってないか?)
☑ 相手の価値観を認めることができる人(相手もOK、自分もOK)
☑ 自分の感情を自分でケア出来る人
☑ 他人と適切な境界線で交流できる人
☑ 自分にも相手にも責任がもてる人(責任転換ばかりしていないか?他人のとるべき責任まで背負い込んでいないか?)
☑ 自分の感情や考えを適切に表現できる人
☑ インナーチャイルドが癒されている人
☑ 相手を支配、コントロールしようとしない(自分と他人は違う人間だという認識)
☑ 自分自身のことを把握できている(自己分析できているか?)
ざっとこんなかんじでしょうか。
依存を克服するためには・・
過去の抑圧された感情の解放。
過去に両親や養育者から
得られなかったこと
されて悲しかったこと苦しかったことを認め、嘆き悲しみきること。
満たされなかったと感じた感情を満たすために
インナーチャイルドセラピーで<傷ついたと感じた子供の自分>の感情を癒すこと。
偏った考え方、極端な価値観を修正すること。
これらが必要になります。
恋愛依存症・回避依存症・共依存症など
私が提供する依存克服カウンセリングは、これらを意識して進めています。
ですから・・
ご自分でできることは
ご自分でやっていただき
できないことはカウンセリングを使って
心に介入していきます。
克服に関して最初から出来ないことが多くて当然ですし
皆さん、克服が進むと「出来る」を増やされていきます(*^^*)
あるクライアントさんから・・
「一生、ゆきさんについててもらうわけにもいかないから、自分でも努力中です」
と、おっしゃっていた方もいますが、その意識がとても大切だと思います(^^)
確かに・・
もし私がお金儲けのためだけにカウンセラーをやっているなら
料金も高額にし、依存にも詳しいわけですから、クライアントさんを依存させてリピートするように仕向けるのでしょうが・・(笑)
依存させてもクライアントさんの成長のためにならないですし、私自身の経験や技術も向上しません。
結果、誰も幸せにならないんですよね(^^;
私は、1日も早く依存から卒業してほしいと願っています。
少し話は逸れましたが。。
心の苦しさを刺激する<強い感情>を和らげていくことはもちろんですが
自分自身の<価値観の修正>も
依存の克服には必要だということを知っておいてください(^-^)
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今回の話しはなんとなくわかるけど・・
自分と向き合いうのはコワイ気持ちがあると思う方、
よかったらこちらを読んでみてください★
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