
◆あなたの中にも「無実の罪悪感」ありませんか?
罪悪感という感情は、
誰もが知っている、聞いたことがある感情だと思いますが
罪悪感の中には、
感じる必要のない罪悪感もあることをご存知ですか?
この感じる必要のない罪悪感は、
恋愛依存症の中でも、共依存の傾向にある方が抱えやすい感情ですが
クライアントさんの中にも、結構この罪悪感を抱えられている方が多いので
今回は、この罪悪感を持っていて、
手放すことができたクライアントさんの体験を例にして
必要のない罪悪感を抱えた原因と、手放し方についてご説明していこうと思います。
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今回、クライアントさんの例からご説明することになったのは
このようなご報告をいただいたからです。
「ゆきさん報告させてください!
あの罪悪感が和らいだみたいで、あれから仕事がスムーズに進むようになりました!
仕事が円滑に進むようになってから、仕事の依頼も増えて驚いています。
それから趣味のランニングも罪悪感を感じることなく楽しんで走ることが出来ているので
自分の中の不毛な感情を手放すと、人生の流れが変わる意味がやっと理解できた気がします。
それと気づいたことがあって、
恋愛問題をどうにかできたら幸せが勝手に訪れる?みたいに考えてましたが
私の心の部屋の中にある不毛な感情を片付ける→気持ちに余裕がうまれる→自分が幸せになる選択もできる→人生が好転していく
説明下手ですみません…。伝わってますかね?笑
こんな感じがしてます^ - ^
まだまだ恋愛の問題は片付いてないので、恋愛の流れには満足してないですが笑笑
恋愛も同じ要領で癒していけばいい流れになっていく気もするので今後のカウンセリングも楽しみになってきました^ - ^」
ありがとうございます。
今回の事例をブログに使ってくださいとご提案いただきましたので、早速ブログにご紹介させていただくことにしました(^ ^)
感じる必要の無い罪悪感・・
このクライアントさんの場合は
主にお仕事に関することで出てくるのですが
どんな時なのか?と言うと
仕事をやらなきゃいけないのに
やらずに1日が終わってしまい
1日の終わりには必ず
「罪悪感と後悔」を感じて
「明日こそはやろう!」と心に決めるものの
次の日になると、結局は何らかの理由で
「今日もできなかった・・」という結果に終わり
またさらに罪悪感と後悔を感じる事を繰り返していたそうです。
このようなパターンを繰り返していたために
趣味のランニングは走る事に時間を取られてしまうので、仕事ができない事への罪悪感で走れなかったそうです。
何をするにも常に、
「仕事をやってない罪悪感」が浮上してくるので、外出するにも楽しめず…
それはそれは
お話を聴いていても
罪悪感を感じ過ぎていることで、
自分自身を不自由にさせてしまっているな〜という印象でした( ^ω^ ;)
というのも、
この方のお仕事は自営業なので、できない日をつくることができてしまうのですが
そうなると夏休みの宿題のように
納期ギリギリになってから
焦って仕事を片付けることになったりで
頭では。。。。先に仕事を片付けてしまった方が、自分の時間も増えるし、充実した時間の使い方もできるし
別の案件を受け入れる余裕も出てくると分かっているのに
「やりたいのに、やらない自分」が出てきてしまい、その自分をコントロールできないと、困っている状況でした。
やりたいのにやらない・・
これって何だか恋愛依存の方に多い
「別れたいのに、別れられない」「感情をぶつけない方がいいのに、ぶつけてしまう」などにも共通してそうなパターンですよね。
こうしたパターン、恋愛だけに限らず、お仕事や人間関係でも出てくることもあるので
恋愛での気になるネタがないときは、
お仕事での気になることから見ていっても
恋愛依存症やアダルトチルドレンの克服にも繋がるんですよね〜。
少し話が逸れましたが。。。。。
この方の感じる罪悪感・・
お仕事をやらない罪悪感ですから
一見、感じてもいい罪悪感にも見えますよね。
でも感じる必要のない罪悪感に分類されるのは
幼少期にも味わった別の罪悪感も一緒に味わっているからです。
どういうことかと言うと・・
<やらないといけないとわかっているのに、やらない>
それはどんな理由からなのか?
カウンセリングで掘り下げてみたところ
<常にがんばってないといけない状況をつくるため>という思いが出てきました。
これが「やらない」を選んでいる、潜在意識の声です。
つまり、仕事をやらないことで仕事に追われ、時間の自由度を減らすことで
常にがんばらないといけない状況を自分でつくりだしていたわけです。
無自覚ではありますが、常にがんばっている状況を作り出すには
「やらない」という行動が必要だったんですね〜
そう思うと
潜在意識って不思議ですよね(^^;)
頭で考える「やりたい」よりも、
心(潜在意識)の「やらない」の方に従ってしまうわけですから
まるで自己コントロールを失っているようで、困ってしまいますよね( ^ω^ ;)
そして理由が分かった次は!
ここからが本題です。
そもそも、
なぜ常にがんばっている状況を作り出さないといけないのか?
この方の場合は・・
「くつろいだらいけない」
「自由になったらいけない」
という心理が働いていたのもそうですが
この心理が働く同時に
「何もしてない自分はラクをしている、ズルをしている」
「自由に遊んだら努力してない」
この思いと罪悪感も出てきますから
罪悪感を感じなくて済むには、
常にがんばっている状況をつくり出す必要があったということになります。
どちらにしても、やらない罪悪感も感じているので、二種類の罪悪感を感じなきゃならないのは辛いですよね( ^ω^ ;)
でも一番感じたくない罪悪感は、潜在意識の中にある「自由に過ごしている自分」への罪悪感です。
この方にとって、
この罪悪感の方が耐えがたく感じるので
だから常にがんばっている状況を作りす必要がありました。
一番感じたくない罪悪感?耐えがたい罪悪感って何??と思いますよね・・
これが潜在意識の中にいる自分
インナーチャイルドの感情です。
インナーチャイルドが抱える罪悪感は、なぜ出来上がってしまったのかを探ってみると・・
小学2年生のある日、
部屋でゲームで遊んでいると
仕事から帰ってきた父親に
「ゲームばかりしないで勉強しなさい」と言われた場面が出てきました。
そのお父さんの言葉に対して
「結果を出してやる事をやっているのに、楽しんだらズルしてるって思われちゃうんだ・・」
「自由に過ごしたらいけないんだ・・」
そう感じたことで、この罪悪感が出来上がってしまったことが分かりました。
忘れていたこの思いが出てきたときに
「だから今は、当時の反発心もあって、やらないのかもしれない・・」
こうもおっしゃっていました。
(反発心・・私も親に対して遅い反抗期?が大人になってから出てきたので、分からなくもないです^^;)
ここで、この罪悪感について、
「感じる必要のある罪悪感だったのか?」
一緒に考えていただきました。
すると大人の自分から見ると
「やる事をやって結果も出していたし、遊ぶ事だって自由なんだから、
何も悪い事をしてなかったと思う。」
などなど、もう一度いろんな角度で
起こった出来事への捉え直しをしていただき
自分は何一つ悪いことはしてないという誤解を解くことができました。
最後は、ここでチャイルドが納得すれば、この罪悪感を解放することができるのですが
色々な角度で対話をしてみると、この方のチャイルドは納得してくれたので
感じる必要のなかった罪悪感を感じなくて済むための「やらない」という行動が解除されたということになります。
解除されたというのは、感じる必要のない「罪悪感」を味わうような行動、選択肢が減ることになるので
本来の自分が選択したい「やりたい」という行動が、スムーズに取れるようになります。
そうなれば、
生きずらさの感覚もまた一つ減り
自分が望む人生の選択を、無理することなく実現しやすくなるということです。
私のカウンセリングでは、こうして恋愛依存症やアダルトチルドレンから派生する苦しい感情を和らげ、生きづらさから脱却するお手伝いをさせていただいています。
顕著に現れやすい恋愛問題をとっかかりに見ていますが、表面の悩みは違っていても、根本の原因は同じですから
恋愛問題に限らず、人間関係やお仕事からも、恋愛依存やアダルトチルドレンの克服を即すことはできますので
あなたも、気になることがあればなんでもお話くださいね(*^▽^*)
恋愛だけじゃなく、人生そのものも、心地よいものにできたらいいですよね。
彼氏や他人を変えたい・・ではなく
「自分でも自分をどうにかしたい」「いい加減自分を幸せにしてあげたい!」という方のために私は寄り添いたいですし
なかなか光が見えない時期であっても、一緒に乗り越えたいと思っています。
自分の中のあるパターンから抜けたい方は、なぜそのような状況が繰り返し起こっているのか?
まずは一緒に。心の中の謎解きからやってみましょう〜〜(*^▽^*)
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ここだけの話・・・。
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依存的な人たちは、頭と心がチクハグになりやすい特徴がありますから
もっと潜在意識の中にある<理由と原因>に目を向けてもらえたら、どんどん心の中の重い感情を解放できるのにな〜と常々思っています。
(でも心理学を学ぶ事と克服することは別ですからね^^;)
今回のカウンセリングもそうですが、なぜ今さら子供の頃に出来上がった古い感情を解放することができるのか?
こちらの有料記事の方でもお伝えしていますので、知りたい方はぜひぜひご購読くださいませ(*^▽^*)