「本当の自分がわからない」自分を偽ると本当の自分を忘れてしまう


■あなたは、何かの「役割」を演じていませんか?


 

 

カウンセリングでは



「本当の自分が分からない」



この思いを持っている方の多くが



恋愛や人間関係においては



相手に好かれる自分を演じてしまい、

そのたびに自分を失う感覚があったり



好きな人の前だけ、

自然な振る舞いが出来なくなってしまう



というお悩みを抱えていますが、



このような方には共通して、

いくつかの決まった「役割」を演じていて



その役割から抜け出せないことが悩みの原因を作っている場合があります。



その役割を演じていることで、恋愛や人間関係にどのような影響があるのか?



●自分を自然に表現できない


●本当の自分が分からない


●いつも人の顔色が気になる


●自分の気持ちが分からない


●恋愛は好きと言われないと付き合えない


●自分じゃない感覚がある


●人に弱みを見せられない


●ダメな自分を受け入れることが出来ない


●自分を好きになれない


●他者に対して、ありのままの自分を受け入れてもらえることを求める




などがあります。




恋愛や人間関係がいつも上手くいかない方や、

生きづらさを感じている方は



まずはこの役割に気づくことが必要です。



ではどんな役割があるのか?を説明していこうと思います。


 

 


■幼少期の家族の役割とは何か?


 

 

心理学では家族の中には大きく

 

 

「5つの役割がある」

 

 

という考えがあるのですが

 

 

この役割というのは

 

 

幼少期の頃の子供の自分が

家族の輪の中で生き抜くために

 

 

家族を助けるために

無意識に選択した役割を演じて

 

 

家族という組織に適応しようとするのですが

 

 

共通する子供の思いは、

何とか家族の中で居場所を確保して 

切りぬけようとしたということです。

 

 

よく例として使われるのが

「良い子の自分」という役割があります。

 

 

私もこのブログ内で表現することがありますが、心理関係の本などにも使われていることが多いかと思います。

 

     

この5つに分類された役割は

 

 

一人が必ず一つの役割を持つわけではなく

 

 

複数のタイプを担う人もいれば、少数派ですが全て当てはまる方もいらっしゃいます。

 

 

 

では実際にどんな役割に分けられるのか?

 

 

 

●良い子(ヒーロー)

 

優秀な自分、できる自分

完璧主義

 

 

●世話役

 

両親の愚痴聞き、世話焼き

他人優先、我慢

 

 

●問題児(身代わり)

 

引きこもり、非行、登校拒否

トラブルメーカー(または病気がち)

 

 

●理想の子(傍観者)

 

親にとって理想の子供を演じる

大人のようにしっかり者

 

 

●ピエロ(マスコット)

 

周りを笑わせようとしたり、

自虐ネタで笑わせようとする 

 

 

 

 

ざっくりと特徴を書きましたが、

この時点で自分に当てはまりそうな役割はありますか?

 

 

 

私は良い子と、

問題児の役割がありました(^^;)

 

 

 

この場合、一見真逆な役割ですが、

良い子の反対は悪い子ですから紙一重なのかもしれませんね。

 

 

 

ではこの役割を持っていると、

恋愛や人間関係にどう影響していくのか?

 

 

 

例えば恋愛なら・・

 

 

相手に嫌われないため、

受け入れてもらうためにその役割を演じたり

 

 

相手の気を引くために

浮気などの問題行動を起こす役を演じたり

     

 

職場なら・・

 

 

社内の輪の中に適応しようと、

上手くやっていくための方法として

子供の頃の役割を演じたり

 

 

 

などなど・・・・

 

 

     

こうして

 

 

 

家族の中で適応出来て受け入れられた役割を、今度は恋愛相手や人間関係の中で演じ続けます。

 

 

     

この役割を演じていたことが悪いわけでは無く

 

 

 

むしろ生きる術として必要な役割だったため

 

 

 

役割を持った自分に気づいたとしても、当時の自分を否定しないであげて欲しいのですが

 

 

 

子供の頃に身につけた役割を大人になった今も演じ続けることで

 

 

 

恋愛や人間関係などの悩みの原因となって影響が出てきます。

 

 

 

それは子供の頃の家族の中では

 

 

 

<当てハマっていた>

 

 

 

役割なので、当時は違和感なく過ごせていたかもしれませんが

 

 

 

今の大人の恋愛関係や人間関係は

 

 

 

当時の家族じゃないので

 

 

 

「うまくいかないという違和感」が無意識から出てきます。

 

      

 

当時の役割を演じる以外の方法での、うまくいく方法が分からないので

 

 

 

同じような恋愛や人間関係で苦しむことになったり、繰り返す恋愛パターンにハマったまま抜け出せなくなっていきます。

 

 

 

そしてその役を演じ続けることで

 

 

 

大人になってからは

 

 

 

「本当の自分が分からない」「生きづらい」

 

 

 

という感覚が芽生えていきます。

 

 

 

演じる自分=偽りの自分

 

 

 

なのかもしれませんね。

 

 

 

私もこの感覚がありましたが、クライアントさんからもよく出てくる言葉なので

 

 

 

「こんなにも多いんだな〜」と衝撃を受けたことがあります。

 

 

     

「本当の自分が分からない」と思う方は

 

 

 

家族のための役割を演じていたために

 

 

 

本来の自分が押し込められてしまっているから、見えなくなってしまっているのかもしれません。

 

     

 

無意識に演じている役割から降りるには

 

 

 

自分はどんな役割があるのか?

 

 

 

気づくところから始まります。

 

     

 

占い感覚でもいいので、まずは役割を持つ自分を知るところから進んでみてください。

 

     

 

今後リキューの方では、

良い子の自分についての説明と原因

 

 

 

その役割から見た恋愛の傾向や抜け出し方をお伝えしていきます。

 

     

 

まずは聞き慣れた「良いこの自分」から

 

 

 

取り上げてみようと思いますので、ぜひ気になる方はご購読くださいませ。

 

  

 


■依存別無料チェック診断