親の価値観から抜け出す事が幸せな人生を創るカギ


■自分の人生を生きていますか?


 

 

アダルトチルドレンの思考から脱却したいということで、カウンセリングに来られる方との対話には

 

 

「生きづらい・・・」という言葉がよく出てきます。

 

 

それと同時に、「生きづらさからはもういい加減抜け出したい!」と

 

 

たくさんの本を読んでみたり、ネットの記事を読んでみたりと

 

 

何か自分が納得のいく応えを見つけたいと、真剣に自分と向き合い、試行錯誤や努力を重ねられる方がいらっしゃいます。

 

 

そのような方々から

 

 

「自分で自分を愛せる人間になりましょう〜」

「自分らしく生きましょう〜」

 

 

この言葉を何度も目にするけれど

 

 

自分らしさが、

そもそも分からない・・・

 

 

自分らしい=自分勝手では?という疑問を持たれる方もいらっしゃいます。

 

     

昔の私も、自分で自分を愛するなんて、単なる自己愛の強い、ナルシストなんじゃないかと捉えていましたから、

分かる気がします。。。

 

 

「自分らしく生きる」その意味が分からないと感じる方が、

自分らしさを取り戻すには

 

 

<自分らしさを失った自分>  を見つめ直す事が大切です。

 

 

なぜなら「誰かのために生きてきた」からこそ、出来上がる思いだからです。

 

 

誰かというのは、

主に、子供の頃の親や養育者になりますが

 

 

例えば・・

 

 

母親(父)の機嫌の良い悪いで、

家族全体が影響されていた

 

 

そうなると子供は無意識に、

「他人の機嫌は、自分次第で変化する」と学習し、

 

 

人の顔色を伺うようになったり、

機嫌が悪い人がいると「自分のせい」だと自責に繋がってしまう事があります。

 

 

または

 

 

「女性が幸せになるには、

結婚や子供を持つこと」

 

 

このような幸せの価値基準を

親が持っていたとして、

その価値基準を押し付けられた子供は

 

 

無意識に「親が喜ぶ人生を選択しよう」と捉える場合もありますし・・・・

 

 

他にも色んなケースがあります。

 

 

例えば過去の私の場合は、

自分の将来について、

無意識に、母親の生き方をモデルに

選択していたことに気づいた時がありました。

 

 

どんな生き方かというと

「強く生きる」という指針から

 

 

将来は母親のように、キャリアウーマンになろうと決断していました。

 

     

私の場合は、母親にそう言い聞かされたわけではないですが

 

 

恐らく幼心に・・・

 

 

母親と同じ生き方をすれば

お母さんに気に入ってもらえる

お母さんに認めてもらる

 

 

そう捉えたわけですが

 

 

本当に自分が望む生き方だと、

長いこと、信じて疑わなかったんですよね。

 

  

子供にとって、

母親の存在は大きいですから

 

 

母親に愛されたい純粋な思いから、

親に気に入られるような生き方を選びたくなるのかもしれませんね。

 

  

でも「自分」という人間と、カウンセリングを使って向き合っていくうちに

 

 

「母が喜ぶ生き方が、自分が本当に望む生き方ではない」と気づいたんですよね^^

     

 

これは<自分らしさを失った自分>を見つめ直してみたことで見えた、自分なりの答えでした。

     

 

ここでお伝えしたいことは、

過去の選択や捉え方のジャッジではなく

 

     

今の自分の幸せ、生き方の価値基準を改めて見直してみてくださいということです。

 

     

中には、そう分かっていても、

親の期待に応えなきゃって思う自分が出てくるという方もいらっしゃると思います。

 

     

そのような方は、

「親の期待に応えたい自分」にこの言葉を投げかけてみてください。

 

 

「お母さん(お父さん)は、

自分の人生の中で正しいと思って見つけた生き方があったと思うけど

 

 

親と自分は別の人間であり、

私は自分のための生き方を選んでもいいのではないか?

     

「親の期待に応えたい」

 

 

当時は、その考えが必要だったかもしれないけれど、大人の今の自分にも同じ考えが必要なのか?」

 

 

 

もし読んでみて抵抗を感じるようなら、

スルーしても構わないですし

 

 

気になるようなら、

何度も自分に投げかけてみてください。

 

 

 

子供が親の目を意識するというのはごく自然なことですし

 

 

大人になっても多少は持っているものかもしれませんが

 

 

自分らしさが分からなくなってしまうほど、意識し過ぎてしまうのは、あまり健康的な状態とは言えないですよね^^;

 

 

過去の私も含め、

過去の私と同じような思いを持つ方に最後に伝えたいことは

 

 

 

あなたの人生は

誰かのものではなく

あなたのための人生であり、

 

誰かのためにとか

誰かの感情のために

生きる必要もありません。

 

「自分のために生きる」とは何か?

ここが大切かもしれません。

 

 

自分の納得のいく応えを見つけたい方は、

カウンセリングで対話を重ねて見つけてみましょう^^

 

 

_____________

 

●編集後記

_____________

 

 

過去の私は「結婚」について、

とても最悪なイメージがありました。

 

その最悪なイメージが出来上がったのは、

親の結婚生活で擬似体験してたからです^^;

 

私がなかなか結婚しなかった理由は、

親に刷り込まれたイメージからでした。

 

カウンセリングでも、

「結婚出来ない」という悩みを抱える方は少なくないですが

 

もしかしたら過去の私のように、

「結婚したくない理由」を持っていませんか?

 

ここにヒントがあるかもしれません。

 

 

 

<関連記事>

  

自分を愛してくれない母親から自立して自分を満たすには

 

「自分に厳しくしてしまうあなたへ」完璧ではない自分も許せていますか?

 

父母が許せないと思う方へ」許すってどういうこと?

 

→ 生きづらさを感じるのは、子供の頃の親の価値観で生きていることが原因かも?

 

 

 

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【記事執筆者:心理カウンセラー畠山ユキ子】

2011年から心理カウンセラーとして、4700件以上(2022年現在)のカウンセリングを実施

主に愛着障害、毒親、機能不全家族から生じる生きづらさ、心の傷や問題

親子問題や恋愛関係などの人間関係のご相談を現在も受けています。

過去にはマスメディア出演等の活動経験も有り。

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