「自分を優先してくれない彼」後回しにされるのが嫌な人の心理


■優先されることで手に入れたいものとは・・・


 

共依存症克服に関するカウンセリングでは

 

「好きな人(パートナー)が、自分以外の誰かや何かを優先するたびに、

怒りや無価値観を感じてしまう」

 

このような

 

"自分を優先してほしい" 思いが強過ぎることで、パートナーや好きな人に対して

 

つい、感情的になってしまうとか、

相手も自分も責めてしまい苦しくなると…悩まれる方からのご相談も結構多かったりします。

 

 

自分を優先してもらえてないと感じる場面は、それぞれにありますが

 

自分が優先されなかった時に味わう気持ちには

ある共通したテーマがあります。

 

それは

 

自分の気持ちや状況を

何よりも一番に考えてから行動して欲しい、気にかけて欲しい

 

この欲求があると同時に

相手が自分に "満たしてくれるもの" という期待があるから

 

相手が思うようにならない時に、期待する思いが怒りに変わり、感情的な状態へと繋がってしまうわけです。

 

 

ではなぜ、

このような欲求を抱えているのか?

 

"自分を一番に考えてくれている"

 

この思いから、

何を手に入れたいのか?

何が手に入るから欲しいのか?

 

満たしてもらえないと困る理由ですね。

 

何だと思いますか???

 

 

 

 


 


 

 


 

一番多く出てくる思いは

 

愛されている実感

 

つまり簡単に言ってしまうと

 

自分のことを一番に考えて欲しいという"愛情不足"を抱えているからこそ起こる欲求

ではないかと思います。

 

相手が優先的に考えくれているかどうかにこだわってしまうのは

その愛され方を欲しているからであって

 

もしその思いが元々満たされていたとしたら、

はじめから気にも留めないか、

客観的に物事を捉えられる状態になっていると思うんですよね。

 

なのでここでの問題は

 

自分を優先して欲しい思いを抑えるとか、手放すことではなくて

 

感情的になってしまう原因は、何なのか?

 

この思いを見つめ直し

克服していくことで


ただただ感情的になるのではなく

客観的に物事を捉えられる思考に繋げていくことができます。

 

そして客観的になっていくと

 

次に見えてくる課題が、愛情不足を抱えることになった原因ですね。

 

これまでのお話で多かったのは

 

●親が自分のことよりも、

他のきょうだいのことをいつも優先していた

 

●母親が父親に依存し、子供よりも父親を優先していた

 

●母親の中で家族の優先順位がとても低かった

 

●自分の気持ちや考えよりも、親の価値観を押し付けられていた

 

主に長女の方や、家族の中で一番しっかりしなければならない環境に置かれていた方が抱えやすい思いでした。

 

 

事実は確認のしようがないですが、

傷ついた心や

満たしきれなかった心を癒す時に大切なことは

 

子供の時の自分に映る親や

親の振る舞いに対して

 

自分はどう感じていたのか?

 

悲しかったのか、寂しかったのか、

がっかりしたのか、怒りたかったのか…

 

自分の中の本当の思いと繋がっていくことで

 

恋愛相手やパートナーとの関係の中で

昔の古傷に触れるような

感情の再体験をしなくて済むようになります。

 


実際のカウンセリングでも、

深い部分の話や本質的な話に進展し

 

無自覚だった

色々な思いに気づいたり

 

誰にも言えなかった思いを

カウンセラーと分かち合っていくことで

 

これまで自分一人では負担だった思いを少しずつ、受け容れられるようになっていきます。

 


人は自分の中の様々な思いや感情を

認められるようになっていくと

 

依存行動に走らせていた欠乏感が満たされていくため、心に余裕が生まれていきます。

 


こうした回復過程を辿り、くり返しながら

 

他者である恋人や夫婦、親子関係と上手くやっていく知恵を取り入れることができたり

自分で解決できる力がついてきます。

 


自分を優先して欲しい思いが強い人ほど

意外に思うかもしれませんが

 

たしかに優先してもらうというのは、誰かがいないとできないことですが

 

自分で自分を優先してあげることもできるものなんですよね。

 


自分を優先するというのは

 

自分を大事にするとか

自分の気持ちにウソをつかないとか

無理せず自分のペースで動くとかですね・・・

 

自分で自分の気持ちを満たせるようになると、

そんなに人からは

もらはなくても済むかもしれません。

 


依存から克服するには

自分で自分に与える力を身につける工夫も必要ですので

ぜひ覚えておいてください(^ ^)

 

 

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★最後に

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不思議なもので

自分の心に素直でいたり

自分を大事にできるようになると

 

他者からも尊重されたり、

大事にされていくことが増えていきます。

 

それは

自分に与えてられないものは

他者にも

与えられないからかもしれませんね。

 

心って、

本当に奥が深いです。

 

 

 

 

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●記事執筆者:心理カウンセラー畠山ユキ子

2011年から心理カウンセラーとして、

4700件以上(2022年現在)のカウンセリングを実施。

専門は愛着障害、毒親、機能不全家族から生じる生きづらさ、心の傷や依存問題、トラウマ感情、共依存症(恋愛依存・回避依存)、母娘共依存、親子関係、職場関係、恋愛関係等の対人関係のご相談を現在も受けています。

過去には「恋愛依存症専門カウンセラー」としてマスメディア出演等の活動経験も有り。

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