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依存的な自分や思考癖を変えるとは、どういうことなのか?

 

 


■「自分を変える」には正しい順番がある


 

 

カウンセリングには、

 

 

「自分を変えたい」という望みや願いを持たれる方が来られることが多いですが

 

 

自分を変えるということは

 

 

言い方を変えると「成長をする」ということかなと思います。

 

 

最近はよく「ゆきさんは、どうやって克服したのですか?」と、聞かれることが多いので

 

 

「どんな伝え方が適切かな〜?」なんて、考えることがありますが

 

 

やはり自分を変えていく上で大切なことは

 

 

 間的成長を目指すこと>  ではないかなと思います。

 

 

なぜ大切なのかと言うと

     

 

依存や共依存の影響による、苦しい感情を解消したり、悩み事を解決したり

 

 

生きづらさの原因となる問題を解決していくというプロセスの中では

 

 

必ず、「人間的成長」という経験をします。

 

 

反対に言えば、人としての成長がなければ、

問題を解決するというのは、難しいことです。

 

 

だからこそ、問題を解決するには、時間をかけてじっくり自分と向き合っていくこと

 

 

すぐに結果を求めるのではなく、

そのプロセスを一つ一つ丁寧にクリアしていくことが大切なんです^^

 

 

相手を変えることにエネルギーを注ぐよりも、その意識を自分自身に向けていく方が

 

 

断然より良い人生に前進していく道筋を作れるという理由にも繋がると思います。

 

 

じゃあそのために何ができるのか?

 

 

順番をつけるならまずは

 

 

 <今の自分をよく知ること>  です。

 

 

カウンセリングでご自身のことを語って頂くというのも

 

 

改めて自分自身のことを振り返っていただき、自分という人間を見つめ直すための作業の一つでもあります。

 

 

なぜまず必要なのかというと、自分自身が「自分」のことをよく分からなければ

 

 

何をどう変えていいのか、何から手をつけていいのか分からなくて当然なんですよね。

 

 

自分自身が自分の状態、思考癖、物事への捉え方、感じ方などを把握してから初めて

 

 

何をどう具体的に変えていけばいいのか?ということに、結びついていくわけです。

 

     

それはカウンセラーが教えたり、気づかせるのではなく

 

 

対話を通して自己洞察が進み、クライエントさん自身が感じていくこと、気づくべきことに気づいていくことで、

自分を変えるという作業に進んでいきます。

 

 

援助する側も含めて、

カウンセリングというものを誤解されてる方が多いようにも感じますが

 

 

カウンセラー側が気づかせるとか、引き出すなんて、本来傲慢な話なんですよね。

 

 

問題解決の本質というものはそういうことではないですし、自分自身が自分に興味関心を持つから

 

 

変化に繋がる深い気づきを得られるわけです。

 

 

少し話は逸れましたが…

 

 

依存の克服だけが特別な話ではないですから、人が成長していくということは、何事にも共通していると思いますが

 

 

例えばダイエットもそうですよね。

 

 

「マイナス5キロ痩せたい」としたら

 

 

まずは生活習慣や、食事内容、普段の運動量、活動量を見つめ直すことから始めるというのは、何となく想像できますよね。

 

 

生活習慣、肉体年齢、体質、骨格含め、人それぞれ違いますから

 

 

全く同じ方法で痩せることはできないですし

 

 

インストラクターの元でのダイエットなら、自分の状態をインストラクターと共有してない段階で

 

 

いきなり「あなたが5キロ痩せるにはこの方法です!」と言わてしまうことの方が、不自然ではありませんか^^;

 

 

そしてインストラクターの人が痩せさせるのではなく、自分で痩せる取り組みをするから結果が出るというのも

 

 

置き換えたら、わかりますよね〜^^

 

 

自分の中に変えたい、解決したい何かがある人は、ぜひ自分という人間に興味関心を持ってくださいね。

 

 

そのお手伝いができたらと、下記のリキューの方でも記事を出しています。

 

 

知らないよりは、知っていた方が断然克服への取り組みが変わりますので、よかったら参考にしてください^^

 

 

 



●記事執筆者:心理カウンセラー畠山ユキ子

2011年から心理カウンセラーとして、

4700件以上(2022年現在)のカウンセリングを実施。

専門は愛着障害、毒親、機能不全家族から生じる生きづらさ、心の傷や依存問題、トラウマ感情、共依存症、母娘共依存、恋愛関係等の対人関係のご相談を現在も受けています。

過去には「恋愛依存症専門カウンセラー」としてマスメディア出演等の活動経験も有り。

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