自分を変える怖さを解すための土台つくり


■「こわい」感情との付き合い方


 

 

恋愛依存症や依存を克服していくということは、その問題を繰り返さなくて済むように

 

 

起因となった問題を一つ一つお掃除(解決)していくことが求められます。

 

 

恋愛依存症や共依存症などの依存行動は、概ね、幼少期の頃の心の傷や愛着問題

 

 

コミュニケーション不足などの、親子関係が原因となっている場合が多く

 

 

過去の傷(無自覚も含め)が心の欠乏感や孤独感、自己肯定感の低下に繋がっています。

 

 

こうした問題と丁寧に向き合っていくことで、依存的な心理状態から自律的(主体性)が芽生えていき

 

 

少しずつ、自分で問題を解決する力がついていきます。

 

 

メンタルや思考にその力や知恵をつけたり、前に進んでいけるように背中を押してくれるのが

 

 

カウンセリングでの、対話(来談者中心療法)であったり、私のカウンセリングの中ではインナーチャイルド(子供の頃の未消化な感情の話)セラピーなどを取り入れている(ご希望がある場合)のですが

 

 

特にチャイルドセラピーは、不安感情に対する効果が高く、様々な変化への実感を多数ご報告頂いています。

 

 

実際に取り組むなかでやっていることは

 

 

ある出来事に対して

どんな考えが出てくるのか?

どんな思いや気持ちを感じるのか?

 

 

イメージしたり、感じながら今の自分にぴったりとくる言葉を見つけていただくだけなので

 

 

そんなに難しいことはしないのですが

 

 

効果のあることを知っていたり、やってみたいと興味があったとしても

 

 

いざ向き合おうとしたときに、無意識の中で眠っていた「変化への恐怖」が邪魔をしてくることがあるんですね〜(^ ^;)

 

 

専門用語で言うと、防衛規制です。

     

 

どんな反応として現れるのか?

 

 

・心で感じるのをやめ、思考を使って理屈で納得しようとする

 

・多弁になる

 

・悩みとは関係ない話が中心になる

 

・分からない…と、思考を止める

 

 

このように、自分が意図しないところで、確信に触れないようにブレーキがかかってしまうことがあります。

 

 

頭では良くなりたい

幸せになりたいと願っているのに

 

 

怖がってるもう一人の自分が「やめようよ〜」って腕を引っ張る感じでしょうか。。。(^-^;)

 

 

でもそうした反応は人間には自然なことであり、特別なことではないのですが

     

 

より良くしたいと願う自分にとっては、困った心理かもしれません。。。

 

 

じゃあここから抜け出すにはどうしたらいいのか?

 

 

今一つ言えることは、向き合うことが本当に怖い人は、まずこの記事を開かないと思うんですね(^ ^;)

 

 

(あ、私も経験あるからわかるんです。笑)

 

 

タイトルを見て、「少し自分に当てはまるかも」とか「なになに?」って興味を持ったり、読んでみようと思える時点で、抜け出せる方向にもう進んでいると私は思います。

 

  

どんな問題もそうですが、「認識する」というところから必ず出発して、解決に向かっていくので

 

 

「怖さがある」と言えちゃうことや認められることって一歩先に進めているんですね(^ ^)

 

 

そこに気づけなかったり、色んな理由をくっつけて気づかないようにしてしまうのが人間だったりするんですが……

 

 

ここでの問題は、変わるこわさがあることよりも、なかったことにしようとすることのほうが、どうなんだろう〜っていう話なんです。

 

 

なぜなら、幸せになりたいって声をあげる自分に背を向けることになるから。

 

 

自分を変えたいけど怖いなって感じている人は

 

 

「あ、ちょっと抵抗してる自分がいるな」って、まずは、そこで止めておいてOKです。

 

 

自分を癒したり、自分を変えることって、本来、そんなに無理したりがんばらなくていいんですよ。

 

 

周りは関係ないですから

自分のペースで全然大丈夫です(^ ^)

 

 

私がカウンセリングで大事にしていることは、カウンセラーに対して優等生になる必要はないので

 

 

「向き合いたいけど気が進まないんです」ってことを当たり前に話せる関係性つくりに重きを置いています。

 

 

なぜって、人が立ち上がろうとするときに一番力になるのは、自分の後ろには自分の理解者がいることや

 

 

今の自分を否定しない存在がいることがカギになるからです。

 

 

そう言えるのは、過去の名だたる臨床化たちが導き出した一つの答えでもあるし、私自身がクライエントさんたちと積み上げた中で学ばさせて頂いたことでもあるからです。

 

 

ですので、そのような心理状態の時は、向き合う準備が整うような流れをつくために、いきなりセラピーや過去の話をするのではなく

 

 

ご自身が今話したいことを中心にカウンセリングでの対話を重ね

 

 

自然と抵抗が外れていく流れがつくれるように私は意識しています。

 

 

感情って不思議なもので、無理に変えようとしたり、押さえ込もうとすると暴れたり、余計に苦しくなるんですが

 

 

ただあると認識すると、落ち着いてくれたり、自分の味方になってくれるんですね。

 

 

それが腹から理解できたり、少しずつでもそんなふうに感じれるようになってきたときに

 

 

自然と向き合うべき問題や課題にご自身が気づけたり、悩みや問題が解決したり、状態がよくなっていくということが起こります。

 

 

だから自分の中の防衛反応に対して、そんなに難しく考えなくてもいいのですが

 

 

どうしても考えちゃう人は、自分を変えない選択をし続けた場合のメリットデメリットを思いつくままにあげてみることをお勧めします。

 

 

何か発見することがあるかもしれません(^ ^)

 

 

 

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