
恋愛依存の克服カウンセリングを進めていくと・・
変わりたくない気持ち(抵抗)が出てくることがありますが、進んでいるからこその抵抗なんだとおもうんですよね。
今回は恋愛依存の克服に通る抵抗の一つをお伝えしようと思います。思い当たる方は参考にされてみてください。
◆依存的な好きと、ただ好きな気持ちは・・「別もの」?!
「依存をなくすと、彼を好きな気持ちもなくならないですか?」
クライアントさんから、このようなご質問を受けることがあるのですが
これは特に、パートナーや好きな人がいる方から出てくる疑問でもあるんですよね。
そういった中でも・・・
不倫関係や修復不可能な関係を清算したいけど、依存したまま別れるのは辛いから
もう少し自分の依存を軽減してから
自分から彼と別れたい…という目的の方
依存したままでは、本当に彼に捨てられてしまうかもしれない…
そうはなりたくないから自分の依存を克服して、今の彼と自律した関係を目指したい…という目的の方に分かれるのですが
後者のような・・
今の彼と付き合い続けたい方、好きな彼と付き合いたい目標がある方の場合
自分の依存を無くす
=彼を好きな気持ちを無くす
このような思いから、自分の依存を軽減することに抵抗が出てくることがあります。
どうして自分の依存が減ると、彼を好きな気持ちまでもなくなると思うのか…?
よーーく、お話を伺っていくと
「彼を想うと苦しくなったり、不安になる恋愛が自分にとって当たり前になっていたから、それがない状態は恋愛じゃない気がする…」
「ただ彼を好きな状態が分からないから、依存しなくなるということは、自分が彼に冷めてしまうんじゃないかと不安になる」
なのだそうですが・・
それはまるで彼を好きな気持ちを維持するためには、
依存していないといけないような心境になるようですね(^◇^;)
依存的な好きとは・・
好きな気持ちと苦しい気持ちが
混ざっているような状態なのですが
健全な好きや、ただこの人が好きな状態の場合は、好きと苦しいはセットではなく別として捉えることができます。
なので依存をなくすとは、好きな気持ちに乗っかっている不必要な「苦しさ」がなくなるだけであって
好きな気持ちを減らすとか無くすことに
作用するわけではないのです。
少なくとも、私の恋愛依存症の克服カウンセリングはそうです(^^)
自分の中の依存心(子供の自分)を癒していくことが出来れば
徐々に冷静に見れる自分が芽生えていきますので、(大人の考えが優位になる)目の前の現実に対する見え方や判断も変わることがありますから
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そういった意味では、自分が彼に対して冷めているように錯覚するような感覚になることもあるかもしれませんね。
今の彼と付き合いながら依存を克服したとしても、彼をただ好きな気持ちだけが残ったとしたら
どんな恋愛ができそうですか?
どんな気持ちで過ごせそうですか?
依存が抜けた後の自分の姿をイメージしてみてくださいね(^^)
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恋愛依存の克服を深刻に考えている方も多いようなので、進むための障害になるような不安は一つ一つ取り除いて頂きながら、安心して克服に集中していただきたいなと思っています(*^^*)
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