
「自分と向き合うって、どういう事ですか?」
たまーに、こういったご質問を受けることがあります。
自分と向き合う事について、分からない方、難しく考えている方に向けて、向き合い方の方法の一つをお伝えしようと思います。
慣れておくと、カウンセリングが進みやすくなるので、カウンセリング以外の場面でも、ぜひ練習されてみてください(*^^*)
◆自分と向き合うとは、自分の<気持ち>と対話すること
自分と向き合う事って、意外と簡単なんですよね。
先日クライアントさんから、
「ゆきさんは、もう落ち込んだり、自分と向き合うことは無いのですか?」
このようなご質問をいただきましたが、私も人間ですから…(^^;)
落ち込むこともありますし
イライラ、モヤモヤすることも
あります。
ただ依存を克服してからは、
今までなら落ち込むようなことにも
いちいち気にならなくなったので、落ち込むことがガクンと減りました。
落ち込むようなことがあったとしても、気持ちが上がるペースが早くなりましたね(^^)
向き合うについては、
もう何年?何十年と自分の問題と向き合う時間を過ごしてきたので
自分と向き合うことに
そこまで抵抗が無いというか
自然と身についてしまっているので、当たり前の感覚ではあります。
でも慣れてない方からすると・・
向き合うって
めんどくさいな〜
こわいなぁ〜
しんどいなぁ〜
出来れば避けたいなぁ〜
そう思う事もあるかもしれませんね(^^)
では向き合うってどういうことなのか?
気づいてない方がほとんどかと思いますが、
実はみなさんも、日常では自分と向き合っている場面が多いんですよね。
◯例えば・・
「今日の晩ご飯は何を食べたらいいか?」という悩みの場合
何が食べたい?
どのくらいが適量?
サッパリとコッテリならどの気分?
外食?自炊?
心の中で自分に質問しながら
答え(問題解決に繋がる考えや気持ち)を引き出そうとしますよね。
それは自分の心と向き合う事も同じなんですよね。
自分の悩みや困りごとに対して、
<自分がどう感じているのか?>
どんな感情や考えであれ、
ありのままの自分の心の中の声を聞いて、対話していくことなんです。
◯具体的にどうやったらいいのか?
恋愛の場面なら・・
『彼氏の態度が冷たく感じて、不安になってしまう』
これが悩みだとしたら
◉「どんな態度が冷たく感じたの?」
『私が話してるのに、ずっとスマホを見ながら話を聞いてるから』
◉「スマホを見ながら話を聞いてる彼を見ると、どんな気持ちになるの?」
『大事にされてないと思っちゃう』
◉「なんで大事にされてないと思うの?」
『だって私なんて。。大事にされる価値がないって思うし、どこか自分に自信がないから…』
『彼の態度を見ると、やっぱり私は大事にされない人間なんだと感じさせられるから…だから冷たいと思ってしまう』
こうして悩む自分と向き合って対話していくと、自分の心の奥にあった気持ちが見えてきます。
自分の気持ちが見えてくると、自然と悩みの本質も見えてくるんですよね。
この例での悩みの本質というのは、表面に見えている<最近の彼の冷たい態度>ではなく
彼の冷たいと思う態度を通して自分が感じる
『自分は大事にされる価値がない』
という思いを味わう自分です
悩む自分と向き合ってみることで、
気づかなかった自分の気持ちや、考えを知ることができます。
知ることが出来れば・・
先ほどの何を食べたいか?の悩みの例のように、「今日はパスタが食べたい」という自分の気持ちが分かれば、パスタの材料をスーパーに買いに行く、もしくは家には足りない材料だけを買いに行く行動を起こすことで、晩御飯の問題が解決されますよね。
カウンセリングというものも同じで、
表面に浮上する悩みに対して、このようにクライアントさんに質問を投げかけ、気持ちや考えを引き出していきます。
(無理やり引き出そうとする訳ではないので、ご安心ください^^)
引き出した感情や考えに
問題解決に繋がる原因が見つかれば
<どう解決したらいいのか?>
次のステップに進むことができるんですよね。
恋愛依存を克服するためのステップを踏んでいくには、まずは自分の心とじっくり向き合うことが大切です。
自分では難しい方は、カウンセリングで一緒に見ていきましょう(*^^*)
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