■愛着障害の見捨てられ不安の克服


【目次】

 

⑴ 愛着障害の恋愛による見捨てられ不安

 

⑵ 見捨てられ不安・禁断症状の乗り切り方

 

⑶ 見捨てられ不安の原因は母親との関係?

  

⑷ 見捨てられ不安の克服に必要不可欠なこと

 

 

※愛着障害に関する記事は下記をお読みください。

大人の愛着障害の特徴

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愛着障害の悩み・克服 

 


⑴ 愛着障害の恋愛による見捨てられ不安


「見捨てられ不安」は通常の不安感とは違い、生存の危機に繋がる不安のため、精神的ダメージがとても強い不安になります。

 

見捨てられ不安は主に、恋人との別れや失恋・・・

 

もしくは、別れまでいかなくても、恋人との喧嘩や音信不通になった時に「自分は捨てられるかもしれない」という状況に置かれた時に感じる不安ですが

 

中には恋人との関係が上手く行ってないわけではないのに、一人になると、自分の中の想像や妄想によって、「いつか捨てられるかもしれない」「他の異性を選ぶかもしれない」ということを考えてしまい、居ても立っても居られない状態になる人もいらっしゃいます。

 

実際にご相談に来られた方の中には

 

「片想いの距離感の相手なのに、連絡が素っ気ないだけで見捨てられ不安を感じてしまう」というお話を聞くことが結構あります。

 

見捨てられ不安による感情は、感じるだけでも辛く苦しものがありますが、感じ方にはその人自身の抱える感情によって強弱がありますので

 

「一般的に感じる恋愛の不安とは何かが違う」という違和感を感じる人は、恋愛依存症や愛着障害の影響によって出てくる見捨てられ不安の可能性が高いかもしれません。

 

(※境界性パーソナリティ障害にも見捨てられ不安の症状が見受けられます。)

  

そして強い見捨てられ不安を抱える人の中には

 

精神的に追い込まれてしまうと、心だけではなく、

身体の震え、頭痛、動悸、不眠、食欲不信などの禁断症状が出ることがあります。

 

強い見捨てられ不安を感じた経験のない人からすると意外かもしれませんが、禁断症状は恋愛でも普通に起こることで

 

アルコール依存症の人であれば「アルコールが無性に欲しくなる」

 

この状態と同じように

 

愛着障害や恋愛依存症による見捨てられ不安を抱える人は「相手がほしくなる」

 

それも「強迫的」に欲しいという強い欲求が出てくる特徴があります。

 

重度になると禁断症状だけではなく、二次的問題(鬱状態、過食拒食、性依存、睡眠障害、引き篭もり、仕事に行けない等…)が生じやすくなります。

一人で更に深みにはまってしまう前に、人に協力してもらったり、予防するなりの心のケアを事前にしておくことが非常に大切です。

 


⑵ 見捨てられ不安・禁断症状の乗り切り方


 

見捨てられ不安が強く出ていることで、

禁断症状で辛い状態になった時の対処方法として大事なポイントは

 

「絶対に一人では抱え込まない」ということが大切です。

 

できれば自分の味方になって話を聞いてくれる人、信頼できる人、国の相談機関であったり

 

一番いいのは見捨てられ不安に詳しいクリニックや、恋愛依存症を専門として活動している人に話を聞いてもらうことが早いかもしれません。

 

ここであえて注意して欲しいことをお伝えすると、見捨てられ不安や禁断症状で精神的に追い込まれてしまっている時というのは

 

どうしても冷静な判断

 

なぜなら「自分の意思でどうにかならない問題」だからなんですね。

 

一番心に良くないのは、苦しい気持ちを押し込めてしまうことですので

 

まずは自然と呼吸ができる状態まで、自分の心に寄り添い、気持ちが落ち着くことを取り入れてみるといいと思います。

 

見捨てられ不安による禁断症状は、時間と共に落ち着いてはきますが、それが治ったかというとまた別の話にはなりますので

 

「もう二度とこの思いは経験したくない」そう思う人は、恋愛依存症や自分の心の状態のことを調べてみたり、恋愛で苦しくなる自分と向き合うことをお勧めします。

 

恋愛依存症の自覚のある人は、「インナーチャイルド」も合わせて調べて頂くと、色々と繋がるかもしれませんので参考になさってください。

 

心の苦痛は身体だけではなく

 

うつ状態、感情不安定、意欲低下、妄想などの精神的症状にも進行していくこともありますので、少しでも辛いと感じる方は、自己流で何とかしようとすることは非常に危険ですから、一時的にでも、クリニックの受診やカウンセリングを受けることをお勧めします。 

 


⑶ 見捨てられ不安の原因は母親との関係?


 

見捨てられ不安が出来上がる原因は、赤ちゃん〜幼児期の頃の母親との関係が深く影響しています。


⑷ 見捨てられ不安の克服に必要不可欠なこと


 

■耐える意思ではなく「やめる」選択をすること

 

恋愛依存症の自覚のある人はご存知かと思いますが、恋愛依存の症状が強く出ている時は、通常よりもさらに、パートナーや好きな人の態度に敏感な状態になっているため

 

 

失恋や喧嘩で連絡が取れない状況に置かれると

眠っていた見捨てられ不安が引き出され

 

 

その苦しい時に、

見捨てられ不安や禁断症状が起こることがあります。

 

 

禁断症状とは、

アルコール依存の人からお酒を取り上げた時の症状と同じように

 

 

依存対象者(恋愛相手など)から離れる事で

激しい苦痛が浮上してくる症状です。

 

 

私も過去に何度も経験しましたが、

もう発狂したくなるほどの苦しさで

生きていても、

生き地獄のように辛いものがありました。

 

 

この苦痛に耐えきれなくなると、

アルコールなどの他の依存先を求めるか、

彼を取り戻すなどの妄想の世界に逃げ込もうとする場合もあります。

 

 

この苦痛は、彼が戻ってきてくれる事で落ち着くにちがいないと思い込んでしまいがちですが

 

 

落ち着いたとしても一時的でしかなく

 

 

解決はしてない状態なので、

この先また同じ苦痛を味わう可能性の方が遥かに高いんですよね。

 

 

なのでこの苦痛から抜け出すには、

まずは・・

 

 

「自分の意思で抜け出す努力をする!」という「選択」を

自分で決めること

 

     

そう聞いても、つらい世界にとどまっている状態だと、難しく感じるかもしれませんね。

 

 

私もそうでしたので痛いほど分かるのですが、

悲しいことに、感情って思うようにならないものなんですよね。

 

 

この禁断症状から抜けるには

 

 

<自分の意思>無くしては不可能と言っても過言ではないくらい、重要なことなんです。

 

 

そして自分の意思は自分で決める事でしか持つことは出来ないですから、

無理という気持ちを持っていてもいいので

 

 

自分で自分をコントロールしようとする意識だけでも持とうとする努力をしてみてください。

 

 

そして無理だと思ってしまうのは、

この禁断症状を思考だけで何とかしようとするからなんですよね。

 

 

禁断症状は、頭(思考)だけではコントロールできません。

 

     

それは恋愛依存症の苦痛は、心で感じているからです。

 

     

その心で感じる不快な感情を和らげることが出来れば、感情のコントロールが可能になっていきます。

 

     

 

(例えば・・辛い感情がマックス100だとしたら、100の状態でコントロールは当然難しいと思いますが、80くらいなら、まだ自己コントロールがマシになりそうなのは、何となく想像つきそうですよね^^)

 

     

 

ですがあまりにも感情の動揺が激しい時は、自分の心に集中するのは難しいと思うので

 

 

仕事を休みがち、ご飯も食べれない、生きた心地がない

 

 

このような状態の方は、行動からチャレンジしてみるのがお勧めです。

 

 

◉行動から出来る事は・・

 

 

直接関係ないようですが、

とにかく日常生活をこなしてください。

 

 

例えば、朝起きて、仕事(学校)行って、ご飯を食べて、部屋の掃除などのやるべき事をこなして

 

 

自分で自分のお世話をしてあげる意識を持って、日々の生活を淡々と片ずけていきます。

 

 

それも出来る事から

通常通りに戻せなくてもいいので、出来る範囲の中からで大丈夫です。

 

 

完璧にこなすことよりも、自分で何とかする意識を育てることが目的です。

 

 

それから心の代りに体を動かしていくことで、心があとからついてくる、何かしら動いてくれることもあるんですよね。

 

 

こうして「できない」「無理」だと思っていた状態から

 

 

「できた」という小さな成功体験を積み上げて、自分で自分をコントロールできる事を行動で思い出していきましょう。

 

 

心で何とかできない時は、このような行動療法からのアプローチも効果的です。

 

 

よくネットに趣味を見つけるなどもありますが、

それが困難な状態の方の場合は、もっとハードルを下げて、出来る事から始めてみるのもオススメです。

 

 

クライアントさんから教えていただいた方法では、ひたすら寝る

という声も多かったです。

 

 

辛い状態の自分で検証しながら、今の自分ができそうな方法をいくつか持っておくと、乗り越えやすいかもしれないですね。

 

     

この状態から抜け出した方、もしくはこの状態はクリアしている段階の方は、心へのアプローチに取り組んでみてください。

 

 

◉心へのアプローチは・・

 

 

心で感じる苦痛を和らげて、落ち着いた状態に持っていくには、この不安と向かい合い

見捨てられ不安を感じて怖がっているインナーチャイルドを癒してあげることです。

 

 

インナーチャイルドを癒してみると

心の苦痛や見捨てられ不安は

 

今の大人の自分ではなく、幼少期に同じような思いを味わった子供の自分が感じているんだと

 

その自分が大人の体を通して過去の傷を感じているんだと

 

心で実感することが出来れば、嘘のようにこの不安は落ち着いていきます。

 

 

(私自身も、クライアントさんからも実証済みです^^)

 

 

カウンセリングで扱う場合には、

インナーチャイルドセラピーにすんなり入れる方と、入れない状態の方に分かれるので

 

 

まだ入れないような

切羽詰まっていて、

心が混乱状態の方には、

心の中のネガティブな感情を吐き出してもらう事を繰り返したり

 

 

話しながらインナーチャイルドと対話できるような

話の聴き方をしたりを繰り返して

心の様子を見ながら進めていきます。

 

     

こうして不安に感じる心へのアプローチを繰り返していく事で、見捨てら不安からくる禁断症状は、徐々に落ち着いていきます。

 

    

インナーチャイルドの存在、カウンセリングを受けてから知る方も少なく無いですが、先に知っておいたほうが、インナーチャイルドのケア=感情の緩和に入りやすいと思います。

 

 

でも頭で原因や心理を「わかった!」だけでは、癒したことにはならないですから。。。(^ ^;)

 

 

頭で理解した次は、心で実感してくださいね。

 

 

心で感じていく事で、心の苦痛の緩和がはじまります。

 

 

あなたはインナーチャイルドの存在に気づいてますか?

 

 

 

 

 


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